昨日まで全然売れなかった商品が、今日から急に売れ出した。
これがネット社会です。
見ず知らずの方が、商品を購入し、その商品の良さをSNSに投稿した事で急に売れ始めた。
しかし、SNSで急に売れ出したもので長期にわたって売れ続けることはあまりないそうです。
SNSでの話題が一時的に売り上げ数を延ばしただけで、本来の商品が持つ特徴などはあまり重要視されずに売れていることが多いと聞きます。
やはり地道に商品の良さを理解していただく事で、長期にわたっての商品が皆様に利用され続ける事が理想ですね。
そうは言っても、最近の商品サイクルの短さには驚かされるものも多々あります。
機器・機械類の場合、故障が発生することもあり、部品等の保存期間があるのですが、機種が多く存在し、共通部品も少ないために、保管場所の問題もあり、その保存期間がどんどん短くなってきており、修理依頼をすると、「もうその機種の部品は手に入らないので、新製品をお買い下さい。」と案内される商品が増加しています。
特にネットで話題になり、短期間で多くの商品が売れた場合は、部品等の保存期間も短命に終わる事もあるようです。
と言うように、ネットでの人気商品の場合は、使い切りのものなら良いのですが、長期にわたり使えるものの場合、サポートや代替部品とうに問題は残りそうです。
もうひとつ言える事は、「話題になったから買ってみた」という声が多いことです。
「別に欲しかったわけでは無い」というのです。
よって売れた割には、商品そのもののメリット、デメリット等の実際に使った結果での意見が、とても少ないので、次の商品に反映される情報がとても得られていないという販売側の問題も出ているようです。
ネットで何が売れるか分からない時代ですが、売れないより売れた方が良いに決まっているのですが、単発の夢に終わることが多いようです。
ひとつの商品をよく理解していただく事で、長期にわたり愛用していただく事が出来るようです。
地道な開発、販売、サポートが商品の命を長くしてくれるようです。
正確な情報を伝えようとしても、その情報さえ必要としないネット上での話題商品。
後から考えると「なぜこんなものを買ったんだろう?」と言われかねないのです。
人それぞれ「もの」に対する価値観は違います。
誰かが良いと言ったから、自分にも良いとは限りません。
新しい商品がどんどん出てきている割には、短命に終わる商品が多いのはこういった現象が反映されているからと推測します。
購入者の立場の方は、少なくとも「自分に必要なもの?」と考えて下さい。
製造・販売する方は、少なくとも誰にどう使って頂きたいか、それがきちんと伝わっているかを見極める必要があります。
これからは、無駄を無くしていく事は、この地球にとってはとても大切なことです。
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