特にここ数年のネットショップ新規オープン数には目を見張るものがあります。
と言うより恐怖さえ感じます。
なんで恐怖かって?
無駄なお金、無駄な時間を費やす人の増加が目に見えて分かるから、「失敗した」とう方が増加して、ネットショップ本来の良さが悪評され始めるのではと感じています。
一番怖いのが、ネットショップの場を提供しながら、商品仕入れを提供する仕組みを持っているサイトです。
在庫不要とは言っても、注文が入ってから仕入れて、発送していたのではこのネット社会では競合他社には負けてしまいます。
かと言って売れるかどうか分からない商品を仕入れておくわけにもいかず、「売れない」というジレンマに陥ってしまった方も多く見受けます。
簡単に誰もが参入できるネットショップですが、店舗を構えて商売を始めるより、売上を上げることや利益を出すことは難しいです。
良くネットショップ開設で儲かったという話も聞きますが、それはほんの一握りの方だけです。
もし、既にネットショップを開設していて、サイトへの訪問数が少ない、売上が上がらないという方がいましたら、もちろんこれからも継続を前提としてですが、問題点の洗い出しから始める事です。
なぜサイトへの誘導が出来ないのですか?
何もしていないからです。
競合するサイトが多くありませんか?
きちんと差別化が出来ていますか?
とひとつの項目でさえチェック項目がたくさんあります。
つまり、素人ではなかなかネットショップでの成功は望めません。
失望させて申し訳ありません。
でも、これから回復させる方法は残っています。
サイトへの誘導が出来ないのは、「誰も自分のサイトの場所を知らない」という事です。
まさか、ネット広告を考えませんでしたか?
ネット広告は思ったほどの効果は期待出来ません。
それはネット広告が減少している事で理解出来ると思います。
では、どうすればと言う事になりますが、お薦めはアナログな「ダイレクトメール」です。
ダイレクトメールの閲読率は非常に高く60%~80%とかなり高いです。
後は興味を引く内容を組み込む事が出来るかどうかです。
最短でダイレクトメール翌日にその結果が出始めます。
たった一枚の葉書にサイトの誘導へのQRコードを印刷するだけで、日々アクセス数が増えるケースをよく報告をうけます。
第一関門のサイトへのアクセスはダイレクトメールを発送することでクリアすることが可能です。
ただ、売上に関しては取り扱う商品にも左右されます。
一時代とは違い「必要性」が低い商品はなかなか販売を伸ばすことは出来ません。
興味で一定数は売り上げられても、継続は出来ません。
もし、これから商品の見直しをするなら
日常でよく使うもの
使ったら無くなってしまうもの
つまり、リピート制が高いものが望ましいです。
売る商品が決まったら、後はスピードです。
人は購入品を決めるまでは時間をかけますが、購入品が決まったら直ぐにでも手元に届けて欲しいと願います。
売れてから仕入れていたのでは遅いです。
良くネットショップでも見かけるのが、同じ商品なのに「価格」が違っていたり、価格が安いのに発送まで数日を要す場合があります。
せめて翌日発送出ないと、購入時点で購入先ショップから省かれてしまいます。
さらに、購入後のサポートやサービスです。
きちんとしたアフターが明示されていることが大事です。
曖昧な表現は誤解を招きますので、後からのトラブルにつながります。
出来る事、出来ない事を明示することが大事です。
と、ネットショップと言っても検討しなければならないことはたくさんあり、それでも売上を確保する事、継続する事はかなりきついです。
誰もが簡単にネットショップをオープン出来る環境にありますが、始める事はたやすくとも、継続はかなり難しいと言う事を肝に銘じて始める事です。
ダイレクトメールを有効に使い、集客、売上とつなげて行けることを願っています。
既にネットショップを開設されている方のこれからの活躍を願っています。