個人情報保護法が施行されて久しいですが、その頃から様々な営業手段に影響が出ました。
つまり、「どうして私の個人情報を手に入れたの?」が事の始まりでトラブルになるケースも増加したのです。
多くの個人情報を取り扱う事業所に対して、情報漏洩を始めしっかりと個人情報を管理する目的で始まったように記憶していますが、個人への都合の悪いアプローチを防ぐ手段となってきました。
時代が変われば、即した対応が求められますが、あまりに過敏になりすぎるのも問題があります。
必要な、正しい情報が手元に届かない結果にもなりかねません。
製品を開発し、製造し、販売する事業所は、正しくその性能を理解して頂き、正しく使って貰うためにいろいろと工夫した情報をパンフレットやカタログなどを用いて消費者に届けています。
でもその正しい情報が伝わりにくい時代になってきています。
それは多くの情報が誰もが知り得る時代になったからです。
その情報には、間違った情報、悪意のある情報も含まれるからです。
この事はネット上だけではなく、テレビ等にも当てはまります。
ひとりの不都合が、常時起こりえる不都合のように伝えられ、反面ひとりの効果的な機能が、誰にも共通する機能として紹介されたり、実際に手にしたら思っていたものとは全く違っていたとか。
悪意がないにせよ、個人的な使用感は全ての人に当てはまるものではありません。
個々の利用環境や、その人の性格も影響するものもあったりもします。
全ての情報が正しいとは限らないという事を前提に、参考程度に活用するのが良いかと思われます。
本当にその商品等が欲しかったら、その商品は製造販売している事業者に直接問い合わせて情報を得ることが正しい情報取得となります。
情報化が進むことで、時間の流れが非常に早まりました。
昨日評価され人気を呼んでいたものが、今日は全く誰もが興味を示すことなく、新しい商品に目が行っている時もあります。
というより、そういう手段を使っている事に気づかされることなく、誘導されていることも多々あるようです。
「じっくり検討しよう」という事が難しくなってきているのかもしれません。
最近は事件などでも「情報伝達」が問題が出てきています。
つまり「模倣犯」です。
一方的にながす情報が、だれかの目にとまり、新たな事件を引き起こすきっかけになっている。
ただコメンテーターという方々が好き勝手な持論を述べるのではなく、しっかりとした善悪と法的な根拠等社会的な影響も含め、今現在悩んでいる方々への抑止効果を含めた発言が必要になっていると感じます。
つまり、それを放送する側の責任も問題視していくべきだと感じます。
視聴率を得るためにおかしく面白く伝える事で注目を引き、注意喚起という点の補足を失っているように思えます。
多数決で支持を得られれば間違ったことも正しくなってしまう現状に、様々な問題が含まれている事を考え直す必要がありそうです。
自分に届く情報については、自分にとって可否、社会にとっての可否、そして必要性を判断していきたいと思っています。
常に情報を得ないことで損する事もあり、情報を得たことで損してしまった事もあります。
それは全て自分がその情報をどう判断したかの結果になっています。
皆さんに届けられる情報がひとつでも多く、役に立つ情報である事を願いたいです。
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