日本人は共同作業が他の国民より優れていると言われていた時期がありました。
それは昭和という時代までの話で、今では共同作業を苦手としている国の仲間入りしています。
どうしてそうなってしまったのでしょうか?
理由は簡単です。
核家族化が進んだことと。
終身雇用制が崩壊したことです。
ひとつの事を家族で行ったり、ひとつの事を成し遂げるために会社一丸となって事にあたるという習慣がなくなってしまったことです。
つまり共同作業とは、複数の人がひとつの作業を協力し合いながら行う事です。
最近では情報共有することで共同作業ができているという事をよく聞きますが、作業を伴わない情報を複数人で閲覧できることは共同作業とは言いません。
かりに個々それぞれの人が情報を持ち合ってひとつのものを作成していくという事なら共同作業と言えますが、ただ見ているだけでは作業をしているとは言えません。
情報も活かしてこそ価値が出てくるもので、ただ閲覧しているだけでは、その時には役に立った気になりますが、時間の経過と共に忘れてしまったりするものです。
例えば、情報化時代の現在では、クラウドに情報を上げて、みんなで情報を共有し合うという事は盛んに行われています。それは、それでとても仕事をこなす上では重宝します。
またクラウドに情報を処理していくシステムを置いておき、そのシステムを使って多くの方がデータの取り溜めや処理を行って行くことは共同作業ということになります。
一旦なくなってしまったように思えた共同作業が、クラウドというひとつの場所にひとつのシステムをおくことで、また出来るようになりました。
共同作業の良さは、役割分担を決め、スムーズに作業が進行出来る事です。
もちろん役割分担された箇所を責任を持って実施する事で、トラブル時にもスムーズに対応が可能で短時間で解決へと向かうことが出来ます。
今回のコロナ禍によって、リモートワークも増え、この共同作業を取り入れた事業所もたくさんあるかと思います。
一過性のものではなく、継続してその共同作業を事業所の重大業務と認識し、成長させていただきたいものです。
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