Web検索でたどり着いたページに記載のメールアドレスにメールを出すとエラーになる。また送信はされたようだが、何の反応もない。
これってどういうことでしょう?
記載されたメールアドレスがホームページ作成時のアドレスで、現在では利用していないアドレスの場合がほとんどです。
中にはフォームメールに変更していて、一般にはメールアドレスを公開していない場合も最近は多く見受けられます。
メールは送信されていても何の反応もない場合は、ほぼ迷惑メールフォルダーに直行していてたり、そもそも誰も管理していないアドレスで人の目にさえ触れないでサーバーにたまっている状態のものも存在します。
では、なぜこんなことが発生しているのでしょうか?
皆さんも経験のある迷惑メールが起因しています。
その対策の過程で、忘れ去られているのが実情です。
良くメールアドレスのリストが欲しいと言うリクエストを頂きますが、上で説明したようにリストを作成してもあまり効果が出ない、下手すれば何とか届いたメール先から「二度とメールを送るな!」というクレームにもなりかねません。
こうしたリスクのあるメールアドレスのリストは販売出来ないという事になります。
迷惑メールが横行している現在では、それぞれの事業者がいろいろと工夫をし、その対策を行っております。
費用がかからず、手間のかからないメリットのあるメールでのアプローチですが、現在では効果が期待出来ません。
なんとか数パーセントでもという期待を持ってメール送信を行っている方もいますが、メールサーバー側での対策によりさらに状況は厳しくなってきています。
個々の迷惑メール対策に加え、メールサーバーでの対策も強化されています。
最近よく聞くのは、マイクロソフト社を始めフリーメールアカウント宛てに送信したメールがことごとくエラーで送れないということです。
もし、レンタルサーバーを借りてメールを送っていると、メールアカウントやドメインではなく、レンタルサーバーに割り振られているIPアドレスでのロックがかかってしまい、そのレンタルサーバーを利用している他の人まで、メールが送信出来なくなってしまいます。
あまり状況がひどい場合には、レンタルサーバーのアカウントが停止されることもあります。
メールの利用には十分に注意して下さい。
適正な運用で、迷惑にならないメール活用を行って行きましょう。