芸人さんたちがワイワイガヤガヤはしゃいで笑っているだけの番組が増えて、見ている人は何がおもしろいの?と感じているようです。
当然名前も知らない芸人さんもそこには参加していて、限られた予算で番組を作らない苦労は理解出来ても、テレビ離れを増長しているようにも思えます。
最近はクイズ番組も多くなりましたが、「えっその問題別の番組でやっていた」というのが多く感じる方がいるようです。
当然ながら問題にも限りはあるのかもしれませんが、直近でその問題聞いたことがあるというのは頂けないのではないでしょうか。
カラオケ番組も良く放送されていて、歌の上手下手より、カラオケマシンが採点した結果で評価され、視聴者との共感があまり得られていない。
プロの歌手でも、気持ちを込めて、感情いっぱいに致すことで本来の楽譜通りには歌っていない場合がありますが、その方が聞いていて気持ちが良いのです。その良さがカラオケという原譜どおりということになると興味が引いてしまうようです。
ドラマにしてもマンガを実写化したものが多く、マンガを読んだ感動とはだいぶ違う表現がされていて、マンガ自体の面白さも失せてしまっているという現実。
マンガはマンガだから共感もでき、おもしろく感じもします。つまりそこには読者それぞれの想像が加味されているからです。でも実写となると想像している時間さえ与えてくれないのでつまらないという結果になってしまいます。
日本で放送されている主要番組で芸人さんがMCの番組ってどのくらいあるのでしょうか?
視聴者の存在が薄い番組が多く、ますますテレビ離れを進めているように感じます。
それはネット上で公開しているテレビ番組の視聴数が増加していない事で理解が出来ます。
いくら自分の空き時間で視聴出来るネット上の見逃し配信サービスでも分かるように、見逃したのではなく見たいと感じていないと言う事なのです。
当然ながらスポンサーのテレビ離れ、費用の捻出が激減するのは止むを得ない状況なのだという事は理解出来ます。
同じ動画配信サービスでも海外の映画などの視聴は伸びているようです。
テレビ業界においては、改善すると言うより、リセットする方が早く問題解決に向かうことが出来そうです。
でも、無理なんだろうな。
時間を合わせても見たい番組が作成されることを願っています。