現在ダイレクトメールを実施している方々はとてもポジティブに考えているようです。もともとダイレクトメールを実施している目的の一つに「目立つ」という要素があるそうです。情報化時代といって、どんどんネット広告にシフトした事業者が多い中、ダイレクトメールの件数が減少し、ダイレクトメールそのものがいまでは目立つようになったそうです。従来に比べダイレクトメールの開封率はもちろんの事、問い合わせや購入というように行動に移す行動率も上がり、ネット広告を実施し効果が無いと嘆いている方の気持ちが分からないとまで言い切っています。
10月から郵便料金が上がり、かなりの数のダイレクトメールを出す事業所には痛手かなと思いきや、そうではなさそうです。以前の消費税の値上げに伴う郵便料金の値上げの時も一時ダメージを感じたことがあっても、それは一時的なことでかえってダイレクトメールを見直して頂いた良い時期でもあったと言っています。つまり、投函されるチラシとは違い、きちんと郵送されてくる大事なダイレクトメールとして見てくれる方が増えたというのです。「なるほどな」ですね。
今回も、郵便料金の値上げの中、届けられるダイレクトメールの価値が上がりそうですね。実際にある方に聞くと、最近はめっきりと郵送物が少なくなり、手に取って得られる情報が少なくなったと嘆いています。いざというときに手元に資料が直ぐに取り出せるところにあるという事はとても便利だということです。特に自分宛に届くダイレクトメールには愛着すら覚えるようです。
もちろんダイレクトメールを送る側に取っては、大変喜ばしい事ですが、郵便料金が値上がりするからと言って直ぐにダイレクトメールを待っている方々の期待を裏切ることは出来ません。いろいろと工夫を凝らしダイレクトメールを継続する。あるいは新たにダイレクトメールにチャレンジしようという事業所も出てきています。
従来からダイレクトメールは費用対効果に優れていると言われてきました。今回の郵便料金値上げでその効果がなくなるわけではありません。言葉がおかしいかもしれませんが、意外と希少価値というのが出てきそうです。少なくなればなるほど目立つ存在になってきそうです。
これからダイレクトメールを出される方も、躊躇せず、しっかりと損益分岐点を計算し行けると判断したら即実行です。郵便料金のやすい?郵便料金値上げ前に最初のダイレクトメールを発送するのも良いかもしれません。
いくら郵便料金が値上がりしても、効果が期待され必要性があれば継続されます。それがダイレクトメールです。その効果が2倍にも、3倍にもなって帰ってくるダイレクトメールは、発送する中身次第です。
もう一度、発送物の中身を再チェックを行って、効果あるダイレクトメールで、郵便料金の値上げ分を吸収しましょう。
減少してきたダイレクトメールが郵便料金の値上げと共に、増加に転じるかもしれません。それは、事業所様の現状のネット広告からの脱却にかかっているように思えます。効果のないものにしがみつくより、発送した翌日から効果が期待出来るダイレクトメールに転じるチャンスです。
皆様のダイレクトメールによる効果で成功される事を願っています。
下記の画像は郵便局が配布したチラシのコピーです。
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